柳孝明's diary

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筋肉少女帯:25周年記念セルフカバー盤発売 大槻ケンヂ「僕は巻き込まれ型ハードロッカー」

筋肉少女帯:25周年記念セルフカバー盤発売 大槻ケンヂ「僕は巻き込まれ型ハードロッカー」

2013年06月02日

 4人組ハードロックバンド「筋肉少女帯筋少)」が、メジャーデビュー25周年を記念したセルフカバーアルバム「公式セルフカバーベスト 4半世紀」を5月29日にリリースした。新曲2曲を含む今作は、今のバンドとしての卓越したスキルが十二分に発揮された1枚になっている。「筋少は日本屈指のテクニカルバンド」と公言し、最近では作家として、また人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の楽曲などの作詞家としても活躍するボーカルの大槻ケンヂさんに、25年間の思いについて聞いた。(水白京/毎日新聞デジタル)

 −−トレードマークともいえる“ひび割れメーク”は取材のときはしていないんですか?

 大槻さん:最近はライブのときにしかしてないんですよ、面倒くさいから。振り返ってみると、意外にアルバムによっては(ひび割れ)メークをしてない写真もあるんです。だから、だんだんトレードマークっていうことになって、逆にするようになっていった時期があったんじゃないですかね。

 −−筋肉少女帯は98年にいったん活動を凍結し、大槻さんは執筆活動や「特撮」というバンドの活動を行っていましたが、その後、06年に改めて活動を再開しようと思ったきっかけは?

 大槻さん:そのころ僕らも40代に入ってたんですけど、「40にして惑わず」なんていうのはまったくうそで、大いに惑う上に過去の自分と向き合ってみたいっていう気持ちになるんですよね。あと、ミュージシャンって、特に楽器プレーヤーは40代が円熟期なんですよ。自分がやってきた音楽を、当時のメンバーと一緒にやったらどんな化学反応が起きるんだろうっていう興味がわくんです。それで、再結成のときに昔の曲を数曲セルフカバーしたら、それがものすごくクオリティーが高くて。みんなも(いい)感触があったんでしょうね。

 −−それが、今回の「公式セルフカバーベスト 4半世紀」へとつながるわけですね。中でも特に「日本印度化計画」という楽曲は印象的ですが、この曲を作った当時はどんな状況だったんでしょうか。また、カレーはやはりお好きなんですか?