“朝ドラ”ヒロイン能年玲奈、“大河”綾瀬に勝るとも劣らない天然の魅力
“朝ドラ”ヒロイン能年玲奈、“大河”綾瀬に勝るとも劣らない天然の魅力
4月1日スタートのNHK連続テレビ小説『あまちゃん』（月～土 前8：00）に主演する女優・能年玲奈（19）が、同局のもう一つの看板・大河ドラマ『八重の桜』に主演する綾瀬はるか（27）に勝るとも劣らない“天然ぶり”で、共演者を魅了している。
18日、同局では物語の後半「東京編」に出演するキャスト発表会見が行われ、薬師丸ひろ子（48）、松田龍平（29）、古田新太（47）、松岡茉優（17）らとともに能年も出席。そこで、初顔合わせの共演者一人ひとりに向けた能年のコメントは秀逸だった。
薬師丸には「日本の映画界で一時代を築いた方と共演できるなんて、私に奇跡が起きているんだなって感動しています。クセのある役どころでも魅力的でかっこ良く演じられる薬師丸さんが本当にすてきだなって思います」。松田には「すごく怪しいのに、すごくかっこいいところがミステリアスな役者さんだなって思っています。私にはまだ届かない、色に例えるとカラスのような大人のツヤのある黒のイメージ、よろしくお願いします」。
古田には「強面なのに演技が楽しくて、コメディセンスがあるところに憧れています。盗めるものなら少しでもそのコメディセンスを盗みたいと思っています」。松岡には「私の方が2つ年上なんですが、すごく大人っぽい。自分の子どもっぽさを痛感しています。同世代の友達が少ないので、これを機に仲良くしていただきたいです。不器用ですがよろしくお願いします」。
会場は笑いに包まれ、古田は「天然にかわいいとうわさを聞いていたけど、本当にかわいいな。笑いのセンスを褒めていただいて、長いことオモシロ俳優をやってきてよかった」とデレデレ。松田も「素敵な人。顔がにやけてしまいます」と頬を緩めた。薬師丸は「台本でもあんなふうに書けないと思うようなごあいさつをされて、これからご一緒できると思うと楽しみです」と好印象を語り、松岡も「ぜひお友達になりたいと思います」と笑顔で応じていた。
そんな能年の魅力について、制作統括の訓覇圭プロデューサーは「彼女には作為がない。お芝居もそんな感じで、びっくりしましたし、いまだにびっくりさせられます。すごい才能、すごいポテンシャルだと思う」と語っていた。
同作で能年が演じるヒロイン・アキは、「海女さん」を目指して修行しているうちに「地元アイドル」となり、全国に北三陸の魅力をPRしたいと本格的にアイドルを目指す。ドラマの中で、どのようなアイドルを演じるのか。能年自身のブレイクもおおいに期待できそうだ。
