森高さん、焼失の足利・八雲神社を訪問
森高さん、焼失の足利・八雲神社を訪問
(3月30日)
足利市の街並みを歌ったヒット曲「渡良瀬橋」で知られる歌手の森高千里さんが29日、「一日足利市長」に就任し、市内の観光名所を訪問した。同曲の歌詞に登場し、昨年12月の火災で本殿などが全焼した緑町１丁目の「八雲神社」では、復興再建のための募金箱を受け取った。30、31日に同市民会館から始まるコンサートの計４会場に設置し、復興に協力する。
森高さんは昨年５月、デビュー25周年の活動で同市を訪れており、その際に市から「一日市長」の要請を受けた。この日、迫間町の「あしかがフラワーパーク」でフジの木の寄付を受け、同神社と足利学校に植樹した。
森高さんは「渡良瀬橋の曲を、自分が思った以上に足利で大切にしていただきうれしい。（同神社では）復興と、久しぶりのコンサートでうまく歌えるようにお願いした。私にできることは心を込めて歌うことだと思う」と話した。
森高さんのコンサートは15年ぶりで、足利での開催は本人らの希望で決まったという。東京、大阪、名古屋の会場で「八雲神社チャリティーＴシャツ」も販売し、収益の一部を同神社に寄付する。
